どうも!TA-KEです!
以前Photoshopを使った浮遊写真の作り方について説明した記事を書きました。
デスクトップ版のPhotoshopを活用した方法なのですが、今でもちょこちょこ見られているようで「オモ写」の文化が着実に広まっているんだなーと感じています。
そこで今回はiPadのアプリである「Affinity Photo for iPad」を活用した浮遊写真の作り方を紹介しようと思います。
デスクトップ版のPhotoshopに迫る高機能ぶりで、かつiPadのタッチパネルを活用する事でより直感的な編集が可能になります。
Apple Pencilがあればさらに作業が捗ります。
Affinity Photoとは
Affinity Photoは高機能な画像編集用ソフトウェアで、デスクトップ版とiPad版が存在します。
今回紹介するのはiPad版で、Appleが選ぶApp of the Year 2017の受賞アプリに選ばれています。正直僕がデスクトップ版Photoshopでやっていたような事はこのアプリで十分対応出来ます。
アプリ自体は2,400円(2018年5月現在)と高価ですが、僕としてはその価値を十分感じることができました。
買い切りなのもありがたいです。
Photoshop並みの画像編集がiPadで出来るようになったことで、今まで電子書籍や動画視聴端末となっていたiPadがクリエイティブな端末へと進化しました。
それでは実際に浮遊写真を作っていきます。
用意するもの
• iPad(iPad Proシリーズ、iPad Air2、2017年版iPad)
• Affinity Photo
• 写真素材(今回は2枚)
用意するものはこれだけです。
Affinity Photo for iPad は対応機種が定められているのでその点は注意です。
どういう写真素材を用意すれば良いかは前回のPhotoshopを利用した浮遊写真の作り方の記事に書いてあるのでそちらを参考にして下さい。
今回使う素材
今回使うのはこちらの2枚。
デッドプールが耳かきのフワフワを使ってブラックパンサーの本能を逆撫でしているシーンです。
例に習ってブラックパンサーを土台(100円均一のアルミワイヤー)で支えている写真とブラックパンサーなしの写真を用意します。
実際にAffinity Photoで編集
素材の取り込み
まずはAffinity Photoに予め用意しておいた先程の素材を取り込みます。
起動画面の「+」をタップします。
次に素材の取り込み元を選択します。
今回はPhotosのカメラロールから取り込みます。
それぞれの素材を取り込めたら、まずは土台付きの写真を選択して開きます。
写真を開いたら画面を2本指でタップし、メニューから「コピー」を選択。
コピーが完了したら先程の素材選択画面に戻り、次の素材を開きます。
開いたら同様に画面を2本指でタップし、メニーから「ペースト」を選択します。
すると先程コピーしたブラックパンサーの写真が「別レイヤー」として構成されます。
ドラッグ&ドロップにも対応
Affinity Photoはドラッグ&ドロップにも対しているのでOver Viewから取り込むことも可能です。
※Split Viewには非対応。(2018年6月6日現在)
あとは消しゴムツールで土台部分を消すだけ
後はPhotoshop同様に消しゴムツールで土台部分を消していくだけです。
この時消しゴムの硬さは0%にしておくことをオススメします。
消した時の輪郭がボヤけるので仕上がりが自然な感じになります。
iPadの良いところはタッチパネルで瞬時に拡大縮小ができて、細かいところまで修正しやすい点にあります。
Apple Pencilを使えばより細かいところまで手を入れることが可能です。
土台部分を消し終わったら背景を表示する事で補完します。
完成!
という感じで、Affinity Photoでフィギュアの浮遊写真を作る方法を紹介しました。
今回はレイヤー機能と消しゴム機能だけを使って浮遊写真を作りましたが、このアプリ本当に多機能で、他にももっと色んなことができます。
今後はその辺も紹介していければと思います。
それでは!
補足情報
今なら3つのコンテンツパックが無料でダウンロードできるようです。
気になった方はこの機会に。
※6月6日現在
01|集める

02|楽しむ
