「俺がずっと懸念してた男」
ホークアイことクリント・バートンからも要注意人物とみなされているヘルズキッチンを拠点とする犯罪王「キングピン」。
本名ウィルソン・フィスクは頭脳明晰で、全身が並外れた筋肉の塊であり一度激昂するとまず抑えることはできない。
スパイダーマンやデアデビルなどの作品に登場する人気のスーパーヴィランで、私個人としてはNetflix版デアデビルでヴィンセント・ドノフリオが演じたキングピンがとても印象に残っています。
直近ではドラマ版「ホークアイ」でも黒幕の一人として登場して話題となりました。
この度マーベルレジェンドからそのドラマ版「ホークアイ」のキングピンがフィギュア化されたということで購入してみたのでレビューしていきたいと思います。
見慣れてきたSDGs仕様のパッケージ
SDGsを意識したブラインドボックス仕様。見慣れてきましたが、また昔ながらのウィンドウボックス仕様にもどるみたいですね。
左面にはコミックのイラストがデザインされており、背面はフィギュアのイメージ画像が掲載されています。


角度次第で溢れ出るヴィンセント感
箱から出してみて手に取るとガッチリとしたスーツ素体で、過去にハッピー・ホーガンに使われた素体を流用しているようです。
劇中はもう少し大柄のイメージがありますが特徴的な白スーツに黒シャツもしっかりと再現されています。

パンツは紫色でドラマ「ホークアイ」の第5話最後のシーンで登場した時の衣装ですね。
組織からの脱退を希望するエレノアに対峙するウィルソン・フィスク。
Netflix版「デアデビル」の時ほどの存在感は感じられませんでしたが、登場した時は歓喜しました。


さて、まず最初に気になるのはヘッドパーツの出来でしょうか。
最近のマーベルレジェンドらしく造形×デジタルプリントで表現されており、演じているヴィンセント・ドノフリオの特徴をしっかり捉えられていると思います。
特に斜め上から見下ろした際は非常によく似ていると思います。


正面からみると少々気抜けた表情に見えてしまいますが、それでもシワや目元の造形などとても良く特徴を捉えられていると思います。

付属品は握り拳のハンドパーツが1セットと劇中でも持っていたステッキとシンプルな構成。

キングピン自体が武器や装飾品は少なく戦闘時は素手で戦うファイター系なので付属品が少ないのは致し方なしですが、表情パーツなんかあると遊びの幅が広がって良いなと思います。
実写系は中々その辺りが難しそうですが。
想像通りの大味な可動域だけどガシガシ遊べる安心感
可動域に関しては想像通りスーツが激しく干渉するので上半身の前後可動はほぼなし。

その他の腕、肩、足は非常によく動いて大味ながらもガシガシ遊べる安心感はマーベルレジェンドならではです。



ヴィンセント版キングピンならやっぱりこっち
今回のフィギュアはドラマ版「ホークアイ」のキングピンを立体化したものになりますが、個人的にはやっぱりNetflix版デアデビルと絡めたい。

3シーズンに渡ってデアデビルことマット・マードックと繰り広げられた駆け引きや殴り合いはとてもワクワクしました。


今後予定さている「デアデビル ボーン・アゲイン」ではデアデビル演じるチャーリー・コックスとキングピン演じるヴィンセント・ドノフリオは続投とのことですので今からその復活が楽しみです。
ただストーリーとしてはNetflix版の続編ではなく全く新しいものになる可能性が高く、フォギーやカレンのキャスティングが変わるのは残念。
唯一無二!ヴィンセント版キングピンの6インチフィギュア!
如何だったでしょうか。6インチフィギュアのヴィンセント版のキングピンとしては唯一無二の立体化で、最新のデジタルプリントで非常によく特徴を捉えた一体だと思います。
まだまだ在庫はありそうなので購入できるうちに是非手にとって頂きたい1体です。
それでは!
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