どうも!TA-KEです!
先日、TOY-HUNT読者の方からオモ写を始めたくてフィギュアを購入したけど、何から始めれば分からないと相談を受けました。
オモ写は「オモチャの写真を撮る。」ということ以外特にルールのないジャンルなので説明に困ったのですが、実際に僕が撮影している現場をこのブログで公開していけば少しはイメージ付きやすいのかなと思い「フィギュア撮影の裏側」というのを始めてみることにしました。
簡単に言うと「オモ写BTS」の強化版です。
撮影の裏側から撮影後の調整、カメラの設定まで細かくお伝えしていければと思います。
本日の#オモ写
記念すべき第一回目の「#本日のオモ写」はこちら。
ロケットとグルートの仲良さそうな感じをイメージしながら撮影しました。
本日の撮影の裏側
本日の撮影の裏側はこんな感じです。
今回は室内撮りで自作のフィギュア撮影ブースで撮りました。
被写体となるフィギュアと、その周辺の小物、背景、LED照明2灯で撮影し、撮影後にLightroomで補正をかけています。
それでは詳しく見ていきましょう。
本日の被写体
本日の被写体はS.H.フィギュアーツのロケットとグルート(ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス版)を使用しました。
小さいながらも柔軟な可動域と豊富な表情パーツを持ち合わせており、ついつい触りたくなるフィギュアです。小さいグルートも付属してくるのでこれは買って良かったです。
※インフィニティ・ウォー版にはグルートは付属しないのでご注意ください。
周りの丸太や木の枝、芝生は100均のセリアで揃えて魂エフェクトの岩を配置しています。
本日の背景
背景に使用した画像はお馴染みのフリー画像サイトPixabayから拝借してきました。
Pixabayをご存じない方はこちらの記事をどうぞ。
Pixabayの画像をiPadにダウンロードしてAppleTV経由でモニターにミラーリングで写しています。
フィギュアの撮影をしないときはAppleTVでNetflixが観れるので、この組み合わせは個人的に結構気に入っています。
本日のライティング
今回は2灯のLED照明を使いライティングしています。
一灯目は本撮影ブーツの上に取り付けてあるトップライト。
こいつはフレキシブルアームになっていて角度調整が非常に柔軟で、且つ3パターンの調色と2パターンの調光で合計6通りの光を表現できる優れもの。
今回は背景画像では左後方から太陽が当たっていたので、それに習って被写体の左斜め後方から電球色の明かりで照らしました。
色々ライティングについて勉強しようと思って調べたりもしましたが、結局撮影しながら覚えていくのが良さそうです。
2灯目は被写体の左側からキューブ型の小型LEDライトで照らしています。
このLED照明は小型でフィギュア撮影との相性がよく、明るさも4段階で調節出来るのでちょっと明かりを足したい時なんかは非常に使い勝手が良いです。
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カメラの設定
僕は富士フィルムのX-pro2というミラーレス一眼を三脚に据えて使用しています。
レンズは「FUJINON XF 60mm F2.4 R Macro」というフルサイズ換算90mmのマクロレンズです。
設定条件は以下になります。
- シャッタースピード:1/15秒
- 絞り:F2.8
- ISO:400
上記の設定で薄暗い部屋で撮影しました。
もちろん保存形式はRAWで撮影しています。
撮って出し
上記の条件で撮影した撮って出しがこちら。
ロケットの頭部と向かって左側面に光があたって木漏れ日から照らされている感じを少しは表現できているのではないでしょうか。
(ごめんなさい。完全自己満です。)
さて、ここからLightroomで更に印象的な1枚に仕上げていきます。
Lightroomで調整
撮影後は基本的にLightroomで調整しています。
感覚的にいじっているだけなので参考程度でお願いします。
- 露光量:-1.49
- ハイライト:-69
- シャドウ:+69
- 白レベル:-3
- 黒レベル:+62
- 自然な彩度:+21
- 部分補正で露光量+2.06で木漏れ日感を強化
完成!
最後にクレジットと白いフワフワ入れて完成!
真ん中のバーを動かすとLightroomでの調整前後が分かります。
こんな感じで「フィギュア撮影の裏側」VOL.1は終了です。
参考になりましたら幸いです。そしてこれを見てオモ写に興味を持って頂けると何よりも嬉しいです。
それでは!
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