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【フィギュア撮影の裏側】VOL.5 「グルートの森」

どうも!TA-KEです!

僕のオモ写撮影現場を晒す企画「フィギュア撮影の裏側」。

撮影時のセッティングや、撮影後の調整方法、使用機材など僕のオモ写が出来るまでの裏舞台を解説していくこの企画。オモ写にちょっとでも興味があるなーという人、自分以外の撮影方法が気になる人に見て頂いて、オモ写を楽しんでほしーなというのが狙いです。

さて、本日の1枚はこちら。

タイトル:グルートの森

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーのメンバーであるグルート。彼が自身の星で暮らしていたらどんな感じなのか想像しながら撮影した1枚。

森のなかでベビー・グルートたちと戯れる優しさだけの世界感を意識しています。

ベビー・グルートが何体隠れているか、探してみてい下さい。

(記事の途中で答え合わせ)

本日の撮影の裏側

今回もバカの一つ覚えみたいに同じようなセットで撮影しています。

モニターを背景にして、向かって右と左後方から照明で照らしています。

本日の被写体

本日の被写体はマーベルレジェンドのグルートと、S.H.フィギュアーツのロケットに付属していたベビー・グルート。

マーベルレジェンドのグルートはビルドパーツだったときのもので、サイズも大きく造形も細かい上に可動も優秀で、今回のように座らせることもでき非常に良いフィギュアです。

僕はこのビルドグルートを東京の「まんだらけ中野スペシャル5」で、完成品の中古を破格の安さで見つけて即購入しました。

別バージョンで、アメリカトイザらス限定で単品販売もされており、そちらにはベビー・グルートグルートが2体付いてきたようです。

100円均一のアイテムで森の雰囲気を演出

VOL.1で紹介したセリアのグリーンマットの上にキャンドゥで見つけてきた造花の装飾を重ねています。

丸太は同じくセリアで見つけてきた装飾品で、岩はいつもの魂エフェクトを使用しています。セッティングについてははあまり細かく拘り始めると時間がかかってしまうので、撮りたいイメージを浮かべつつ、とりあえず的な配置をして先に撮影する構図を決めてカメラを固定してしまいます。

その後にカメラのモニターを見ながら配置を微調整することで、自分のイメージに近づけていきました。

背景は前回の使い回し

背景に使用した画像はVOL.1で紹介したフリー画像サイトPixabayものを使用。

Pixabayをご存じない方はこちらの記事をどうぞ。

Pixabayの画像をiPadにダウンロードしてAppleTV経由でモニターにミラーリングで写しています。

一度ダウンロードしておけば後々使い回しができるので、「森」の画像がほしいだけでも色々なパターンのもダウンロードしてストックしています。

使用しているiPadも旧型の物で、新しく買い替えて以降使い道に困っていたのですが、今では完全にフィギュア撮影の背景用になっています。

本日のライティング

ライティングは部屋を真っ暗にした状態で最近お気に入りのライトボックスを使っています。少々大げさな機材で場所もとりますが、フィギュアを照らした際に小型のLEDライトよりも自然な感じに仕上がる印象です。

カメラの設定

僕は富士フィルムのX-pro2というミラーレス一眼を三脚に据えて使用しています。

レンズは「FUJINON XF 60mm F2.4 R Macro」というフルサイズ換算90mmのマクロレンズです。

設定条件は以下になります。

  • シャッタースピード:1/15秒
  • 絞り:F4.0
  • ISO:400

上記の設定で部屋を真っ暗にして撮影しました。

もちろん保存形式はRAWで撮影しています。

フィギュアを増殖させる魔法

さて、冒頭で出たクイズの答え。

皆さん分かりましたか?

「ベビー・グルートは何体隠れているでしょう」

・・

・・・

・・・・

・・・・・・

正解は6体!

でも被写体で使っていたのは2体のベビー・グルート。

ということでこの2体のベビー・グルートを6体まで増殖させた魔法をご紹介します。

3枚の写真を合成

以前紹介した「【オモ写テクニック】フィギュアを浮かせる方法」を応用しています。

タネは非常に簡単で、それぞれベビー・グルートのみ配置換えした3枚の写真を合成しています。

①頭と太もも部分配置
②地面に2体配置
③手の上に配置

これら3枚の写真をフォトショップのようなレイヤーを構成できる編集アプリで開きます。

例えば、写真①と写真②のグルートの手元を消しゴムツールで消すことで③のベビー・グルートが浮き出てくるとうような仕掛けになっています。

あとはそれをそれぞれの箇所で繰り返すだけ。

これをやれば写真の世界だけですがフィギュアを好きなだけ増やすことが可能です!何とも夢のようなテクニック!笑

ポイントは複数枚写真を撮るときにできるだけピント位置や、構図がズレないようにすることですね。

完成

こんな感じで「フィギュア撮影の裏側」VOL.5は終了です。

実は1年半ほど前に撮影したこちらの写真も、ドクター・ストレンジに対してこの増殖魔法を使っています。

 
 
 
 
 
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(この頃に比べたら少しは上達したかなー。)

 

この記事が参考になりましたら幸いです。

そしてこれを見てオモ写に興味を持って頂けると何よりも嬉しいです。

 

それでは!